経済産業省 放射性物質が混入報告、すぐに調査せず

経済産業省が福島県二本松市のマンション室内で屋外より高い放射線量が測定されたとの報告を昨年末に受けたにもかかわらず、すぐに調査などの対応を取っていなかったことが16日、分かった。マンションの1階部分だけ放射線量が高かったため、全体で使用されているコンクリートが原因と考えず、調査は今月10日ごろからの開始となった。

同省は、計画的避難区域となった同県浪江町の砕石場の石がマンションのコンクリートの原料に使われたかどうかの確認や、この砕石場の納入先だった生コンクリート2業者の200を超える取引先について調査し、製品の流通経路の解明を急ぐ。

2012/01/17 05:28 【共同通信】

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